特許
これ、申請してから公開迄が1年半。年初に申請した特許は来年夏くらいに公開される訳だ。
この特許は、前回特許からの繋がり的な内容。
それ故に、これも申請者は前回特許と同じにした。
因みに、前回特許を申請したのは、随分と昔。もう十年以上前。その際、勤務先の直属の上司に特許申請しない?って聞くと、『そんな技術に興味無しだから、金は出せん!』との事。それで了解を得て、特許に価値を見出した会社に申請させている。
で、今回の特許も、一応は特許に興味在る?って聞くと、『興味なし!』との事。
で、当日に申請した。
特許に興味在る会社と、そうでない会社ってあるのが興味深い。
因みに、前回の特許は、取得に際しては、荏原製作所から何度も牽制が入って結構大変だった。
特許ベースで製品を作ると、とっても付加価値が高い。モノの材料代、加工賃は僅かだけど、金額は安くない。
一方で、勤務先の製品、大量の材料と工数を掛けて製品を作るけど、製品価格は、実は原材料の地金代と殆ど一緒。工賃、人件費が出ないから完全に赤字。
付加価値ってのは、技術料。技術料というのは、誰も出来ない事を知恵で実現した時に得られるもの。製品の重要な競争力だ。付加価値、即ち性能的な競争力が無いと、、、、値段勝負で値引きの価格勝負で売るしかない。
何故に、特許の重要性が理解出来ないか?
とっても不思議。
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