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2021年4月28日 (水)

ダウンサイジングターボ

国産のダウンサイジングターボといえば、トヨタの1.2Lターボが思い付く。それ以外、スバルの1.6Lターボは小排気量とは言えない。トヨタの2Lターボ、マツダの2.5Lターボも然りだ。

その上で1.2Lターボに乗った上での感想。

過給が立ち上がると、確かにターボ車の恩恵。それなりの力強さを感じる。

しかし、過給の立ち上がる前、1500rpm以下、もっと言えば1000rpm近辺における力は、所詮、排気量なりである。この1.2Lターボ、車重で900kg級のコンパクトカー以下に搭載するなら何の不満も無いけど、1300kg級のモデルに搭載するには、過給前において明らかに力不足である。

昔、ボーイズレーサーという言葉があった頃の1.5Lターボ、これは圧縮比が高くないエンジンだけど、こっちの方が未だエンジンの素の力が感じられたように思う。

AT車では気にならないかも知れないが、MT車では、特にアイドリングでクラッチミート、微速前身後にスロットルオンでゆっくり加速というのが一般的。それが出来ないのは不愉快。トルク不足を紛らわすために、MTでミートの瞬間にエンジン回転を1200rpm以上に上げるのは、これまた不快である。エンジンの回転は右足以外で勝手に弄るな、、、、これが感想である。

1.2Lターボのようなダウンサイジングターボ、、、これには、微速時のトルクアシストとしてマイルドハイブリッドのような方法が不可欠のように思う。それをするくらいなら、通常の1.5LのNAで低回転の力を確保している方が自然だろう。

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