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2021年5月13日 (木)

プロボックスの不調は何時から?

先日、バイパスバルブの全閉時、全開時における駆動シャフトの囓りを回避するために、バイパスバルブを駆動するロッドを動かすダイヤフラムの固定位置、固定角度を微調整した。
結果、僅かなアクセルワークで過給が正圧側にレスポンスするようになり、明らかにアクセル開度が小さい時のトルクが上昇したように感じる。
不調時においても、トルク自体は感じており、アクセル開度を大きくすると過給圧が立ち上がっていたので過給トルク自体は得られていたのだろうけど、アクセル開度が小さい時のバイパスバルブの開閉レスポンスの悪さが、低アクセル開度の際の過給不良でトルクが思った程得られていなかったのだろう。

改善してからの印象は、明らかに低回転時、低アクセル開度時におけるトルク増大である。

これを実感するのは10%以上の勾配路、場所によっては15%くらいの勾配路をゆっくり登っている時の話。大昔はセコでもサードでもアイドリング+αで上がっていたのだけど、最近はローじゃないと上がらない事があった。これは、エアフロセンサー不良での症状と考え、エアフロ交換して少し改善したので、こんなもんだと思っていたのだが、エアフロ交換後も時々、登坂が苦しげという事が少なくなかったのである。
ただ、体感的に僅かだったので経年変化?とも思ったりして、差程気に留めていなかったのだ。

しかし、今回ダイヤフラムの固定位置の微調整を施してアクセル操作に敏感に反応するようにしてから、同じ登坂路を登ると、昔の組み付け直後と同じように最大15%程度の坂道を渋滞気味な状態で走行しても、セコ、サードでアイドリング+αで普通に登っていくようになった。

つまり、、、、過給不良だったわけだ。過給圧のレスポンスの悪さをブーストゲージ?と捉えていたけど、これはブーストゲージを新替しても同じ症状だったのは、結局、過給系統側の不良が原因だったということ。

つまり、登坂時の不調の気配を感じた時からということ。記憶を遡れば、、、、そう、2018年の夏くらいからである。調整の狂いは少しずつ出るので、気付きにくい。記憶が正しければ、1年半前からおかしかった訳だ。

なるほどねぇ、、、、。

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