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2021年5月12日 (水)

荷重変動

ヒルクライムトレーニングをしていると、改めて気付いた事がある。
ヒルクライムの中のダンシングである。ダンシングを1時間行っている。高い負荷である。立ち漕ぎでペダルに荷重を載せてもペダルが勢いよく下りないような負荷が掛かった状態だ。

これで乗っていると、ペダルが水平の時の体重の掛かり方はペダルにウエイトの7割、ハンドルに3割という感じ。そして、ペダルが下死点に移る時、反対のペダルが上死点だけど、その場合は踏み抜けないようにして脚に掛かる体重を左右入れ換える感じ。ペダルに掛かる荷重は1割未満で、9割以上がハンドルで身体を支えている感じ。腕に掛かる負担は結構大きい。ハンドルが細いと手の平が痛くなる。

上死点、下死点において体重を抜かないとペダリングがスムーズに行えない。その瞬間、如何に上体で身体をさせる事ができるか?が大事だ。

この体重変動をしっかり行うためには上半身を或る程度鍛える必要がある。

女子競輪選手が自転車の加速力、登坂力は体重+上半身の力が重要という解説をされていたけど、正に、このことだろう。

一般的に、ヒルクライムは体重が軽い方が有利と言われているけど、駆動力自体は体重が支配的。或る程度の体重が必要。そして、ダンシングではスムーズなペダリングを行う時には、体重入れ換え時における体重保持が重要。つまり上半身の力が必用不可欠ということ。

体重を如何に入れ換えるか?踏み抜くと膝に体重全てが掛かる。膝を守るにはクランク水平で踏んだ後に体重が膝に掛かってストロークが止まる瞬間に膝に荷重を集中させるのでなく、ストロークが止まる死点手前で上体で身体を支えて膝を守る事が大事。これが長く乗る。パワフルに乗る。スムーズに乗る。というポイントで極めて重要ということ。

身体の異常でサドルに座るなという制限で色々トレーニングをしていると、新たな知見に目覚める。これはこれで貴重な体験と言える。

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