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2021年6月 5日 (土)

モノよりワザ

知命50代に突入し、還暦が見えてくる。趣味の分野で方向性が定まってくる。
今の趣味といえば、二輪車。自転車、単車が二大趣味。

この二大趣味の付き合い方の方向性、少し定まってきた。

十代の頃は、走りのパフォーマンス重視、これは二十代でも同じ傾向。一般に、周りを見れば、30代、40代となるにつれて、多くの人は機材パフォーマンス重視、そして50代、60代と加齢するにともなって、盆栽度重視に変わる傾向が強いように思うけど、この一般的な傾向とは、もしかしたら自分は違うかもしれない。

30代以降、加齢に伴う生活環境の変化がくるも、走る時間を作りパフォーマンス劣化防止が最大限の課題、これは40代、50代前半迄続いているけど、50代後半に差し掛かってからは、パフォーマンス復活志向が顕著。

自転車趣味で周りをみれば、多くはカーボンロード、ディスクロード、電動メカ、、、、そういう方向でフラッグシップマシンを重視する傾向が強いけど、自分は少し違う。機材は抑え気味で愛用はスチールのピストバイク中心で、それで何処まで走れるか?に執着している。

単車趣味でもしかり。自分の年代はリターンライダーが多く、リターン後に大型免許取得してリッターSS、ハーレー等でステイタス志向が多いけど、自分は違う。拘るモデル選びは一貫している。さらに、最近は昔取った杵柄では無いけど、実践志向。自分の原点はジムカーナにあるけど、そういう方向に回帰している。選ぶモデルもジムカーナ適性度の高いモデルが関心対象。世間のステイタスは殆ど無視状態である。

単車、自転車でも、乗って表現出来る走りの部分が第一という考え方。

リスクはあるかもしれないけど、やっぱり、二輪の場合は走ってナンボである。走ってナンボ、走れてナンボ、、、、そういう風に思う。

停めてある自転車で最初に見るのは、ギア比構成。ロード系で超ワイドなスプロケとか見ると、フーンってしか思わない。停めてある単車で最初に見るのは、タイヤエッジの路面との接触痕。どんなに社外パーツでカスタマイズしてあっても、どんなにパフォーマンスの高い新車であっても、タイヤエッジが新品状態だと、やっぱりフーンってしか思わない。

特に単車の場合、カテゴリー、新旧問わず、タイヤエッジ迄しっかり使ってある単車をみれば、スゲーッって思う。

ただ、そう思う事は殆ど無い。どちらかというと、勿体ない!って思う事の方が多い。

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