広島大学の回帰移転
一番驚いたニュース、広島大学、法学部が東千田キャンパスに戻ってくるそうだ。2023年というと割と早い。それに併せて、医学部、歯学部、薬学部の一般教養も、広島市内霞キャンパスに戻ってくるそうだ。
もしかしたら、、、、経済学部、理学部辺り迄なら東千田キャンパスに戻る可能性も無くは無さそう。そもそも、広島大学のルーツを探ると、法学部、経済学部、理学部辺りがルーツ。ルーツとなる学部が広島市内に回帰するなら、何となく嬉しい。
正直、広島市にも大学は多いけど、実際、在るだけ的な大学ばかり。正直、マトモとは言えない。大学らしい大学が市内に回帰するのは喜ばしい事。
口は悪いかも知れないが、私大の内容を現役の学生に聞くと、そんなことやってるの?的な講座のなんと多いことか、、、大学というよりも、高校4~7年生的な学校ばかりにしか思えない。この印象は、昔も同様に思っていたけど、最近は更にそんな印象が強い。授業料ばかり高く、それで大卒って、、、、って印象しかない。更に言えば、企業に入る大卒学生、面接官を長く務めていた時の印象だけど、専門的な質問に対しては10年面接して、質問に対する回答は、ほぼゼロ回答。分野の基礎知識さえ身に付けてない人が殆どだった記憶しか無い。現実、入社させた人の実状は?というと、前任からの引継処理はこなせても、分野において基礎的な専門知識を組み立てて、自分なりに新しい価値を生み出したり、問題を根元的に解決するなんて事を見たこともない。100%が後追いの対処処置、模倣、、、そんなんばっかり。大学教育では、知識の必要性を説いて、それを駆使して新たな価値の創成や問題解決の手法を学ばせて実践力を養わせるという部分を、世代に携えないと未来は無いのでは?と思う。大卒なら、正直、学会発表、論文発表を何度か行って、理工系なら特許の一つや二つくらいは取得するくらいじゃないと、存在価値は無いように思う。それが出来ない、する気がないのなら無意味だろう。そういう意味では、まともな大学を市内に回帰させて、ゴミみたいな学校は消し去った方が良いようにも思う。
ところで、定年後の過ごし方で、少し社会人選抜の枠で、再び広島大学の門を叩こうかな?とは、以前から思っていたけど、学生が増えて活気が増えるなら、そういう気持ちも強くなる。
自身、理系であり、理工系学部に今更という気持ちだけど、自分の中での弱点ともいえる法科系っていうのは以前から興味のある世界。還暦になったら大学教育を再び受けてみたい気もする。
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