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2021年6月22日 (火)

半クラッチ

昔々、小排気量2ストロークバイクで峠を走る時、パワーバンドとギア比が合わない時に、どうしたか、上のギアを選ぶとパワーバンドに届かない状況、下のギアを選ぶとパワーバンドを過ぎる状況、そんな時、どういう対処を行うか?
それは、上のギアを選んで半クラッチ状態でクラッチを滑らせながらパワーを送るような走り方。勿論、消耗が激しいから多様はしないけど、こういう走らせ方もありだ。

一方でそこそこの排気量のツインスポーツで峠を走る時、問題となるのがアプローチでエンブレ併用でシフトダウンする際のエンジンブレーキの強大さ、、、、2スト的、4ストマルチ的にブリッピングさせながらシフトダウンしてもリアがロック気味になりグリップを失ってスライドを始める。ドライ路面なら兎も角、ウェット路面ではどうにもならない。
こんな時、どう対処するか?というと、ブリッピングを大きめにすることで対応できれば問題無いが、それでも困難な時は、ブリッピング後のクラッチミートを超慎重に行う。リアのグリップ状況を感じ取りながらブレークさせないように柔らかいミートを心掛ける。つまり、半クラッチ状態が長い訳だ。今時のスリッパー付きモデルなら配慮不要なんだろう。

しかし、元々の手動装備があれば、このような状況も対処出来るモノ。操作の仕方を知っておくというのは結構重要。

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