二輪と四輪
四輪では電動化してますよ的なアピールが目立つ。今週はマツダの電動化戦略が発表され、当初よりも大幅に加速する事がアピールされたりしている。
EV比率は2030年で5%予定を25%にアップ。HVを5車種、PHEVも5車種、BEVを3車種投入という。プラットフォームでは縦置きのG/D/Xの6気筒、4気筒+HVが明かされているし、横置きではREX(REレンジエクステンダー)、RE+HVが予告されている。
直近の予告としては2022年にマツダ6とCX-5がニューモデルに入れ替わるそうだ。
このようなリリースはマツダに留まらない。少し前にはホンダが内燃機関の開発を終えるとか、スバルのEV戦略の発表、、、、という訳で電動化への舵取りが鮮明となっている。
しかし、、、
一方で二輪は違う。二輪、四輪を同時に作るホンダでは、四輪の内燃機関撤退のリリースとは全く異なる感じ。GB350というロングストロークの空冷シングルをリリース。このエンジンはクランクケースサイズ、ストロークサイズからボアを拡大して600~700ccクラスのシングルの登場が予感されている。また、アフリカツイン由来の1100ccパラツインは、レブル1100という形で登場させ大人気。このエンジンを使った派生モデルも複数計画されている模様だし、NC700からスタートした前傾パラツインエンジンを搭載した派生モデルが複数計画されている。このように内燃機関を搭載したモデルの矢継ぎ早の発表が噂されている。
カワサキでも新開発のエンジンを搭載したモデルとしてZX-25Rが登場、この発展モデルが違う排気量、或いは別のカテゴリーでも登場が噂されている。他のメーカーでも同様である。
四輪では内燃機関縮小の流れが急に見えるけど、二輪では電動化は研究してますよ的リリースは耳にするけど、実際には、ガソリンエンジンを搭載したニューモデルの登場は、更に加速する印象である。
同じ自動車なんだけど、時代に対するメーカーの姿勢という面では正反対に見えるのが興味深い。
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