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2021年6月14日 (月)

80年代ライダー

所謂バイクブームの時のライダー、バイク人口が多かった時代、バイクブームだった時代、そういう時代に青年期を過ごした人が、リターンして今の時代に走り始める人も少なく無い。

それはそれで良い。

ただ、リターンライダーの話に耳を傾けると、昔のライダーは、皆上手い的な話は少なく無い。

しかし、そんな事は決してない。恐らく、今の時代も、昔の時代もライダーの技量で上手い奴というのはライダーの中の割合的には同じくらいのように思う。上手い奴も居れば、下手糞も居て、その割合は、今も昔もそんなに変わらないような気がする。

総人口が多かった分、上手いライダーの絶対数は多かったかも知れないが、99%言えるのは上手いライダーだったとしても30年のブランクで戻ってきた連中の99%は下手糞だということ。

天性の才能なんて無視すれば、ライダーの技量なんぞは、殆どが走り込んでいる距離の多少の差で生まれているに過ぎない。経験距離に比例して技量に差が生まれている程度だろう。

昔のライダーの多くはサンデーライダーで、更に言えば、月の走行距離なんて500kmにも満たないライダーの方が多い。実際、中古市場の車両走行距離から見ても想像出来る。
そんなライダーに経験が備わっているとは思えないし、上手いとも思えない。

リターンライダーに、昔のライダーが皆上手い。よって、リターンした自分も上手い的な意見が少なく無いけど、そう言う奴の殆どは下手糞のように思う。

経験値の少ないライダーほど、市街地ですり抜け上等でスピードを出す人が多いけど、上手いのではなく、無謀で迷惑。無謀率、迷惑率は経験度数と反比例している。

上手いライダーは、案外大人しく走っている。そんなもんだろう。

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