超多段CSで進むべき方向性は?
近年はCSは11S、12Sと進んでおり、レシオのワイド化が著しい。ロードでもカセットローで32Tとか34Tが選ぶ事が出来る。結果、クランクのトリプルは消滅寸前。ダブルおろかシングルで賄うというサプライヤーも登場している。
確かに、CSの多段化が進むとCSのレンジは飛躍的に広がってくる。
11Sの11-34Tというチョイスならば、ギアコンビネーションは11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34Tだ。勿論、クロウス設定のCS、例えば、11-25T、14-28Tもラインナップされているけど、サイクリストの多くはヒルクライム用と称しては超ワイドなCSを選ぶ傾向が強い。
しかし、平地であれ登坂であれ、無駄な力を最小限にリズミカルにペダリングするには、負荷に応じてクランクの回転をロス無く生み出すには、決まった力で決まった回転数が生まれるギア比こそが重要である。
このギア比は僅かな勾配の差に応じてベストで選べるレシオが必要。
となると、、、、CSは多段が進めば進む程、レシオはクロウス化させる方が良いのではないだろうか?
特に、カセットロー側領域でクロウスさせるのは、僅かな勾配の変化でも体重によるクランキングを持続する上でも極めて有効である。
個人的にはロードバイクでは、少なくともCSは基本は超クロウス、そしてレンジの拡大はチェーンリングの組み合わせで対応するというのが原則のように感じる。
レシオのワイド化というのは、瞬発系の運動で持続系の運動では無いカテゴリーならアリかな?という気がする。
| 固定リンク
コメント