ヒルクライムで選ぶギア比
トレーナーでヒルクライムトレーニングしていると、クランクの回り具合がとても重要な事に気付いた。
負荷に対して軽いギア比を選ぶと、ペダルに体重を載せると一気にクランクが回ってしまって、左右への体重の入れ換えで負担が増す。
一方で、重たいギア比を選ぶとクランクが回らない。クランクが回らないとギア比が高くても失速する。そうなると、クランクを回転させるのに上半身に必要以上の力が求められて結果的に疲労する。
理想は、体重でクランクがスムーズに落ちて、死点で体重の入れ換えに忙しなさが無く、尚かつ、上死点からの踏み出しにも無用な力が不要という状態。
この状態は、勾配と乗り手の体重に応じたギア比が選べるかどうか?に掛かっている。
このベストなギア比が選ぶ事が出来れば、延々とリズミカルにダンシングする事が可能だ。
体重でクランクを回すという意味では、クランク長も重要になる。長すぎてもダメ、短すぎてもダメ。
体重、勾配に合わせて選ぶ事が出来るギア比、クランク長が鍵。
勾配に合わせてギア比が微調整出来るのが理想だ。
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