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2021年7月14日 (水)

若い方の後遺症

半年以上苦しんでいるそうだ。これは大変だ。
ただ、後遺症を来している株は何か?というと、、、、半年以上前に感染した若い人だから、武漢株って事。
そして、今は?っていうとイギリス株、そしてインド株に変わりつつある。

更に言えば、武漢株からイギリス株、インド株に変異するにつれて症状が変わってきているという話。武漢株の頃は、味覚障害が象徴的な症状だったけど、最近は味覚障害ではなく、鼻づまり、クシャミとか、そんな風に言われている。発症症状が違えば、後遺症の症状も違うのでは無いだろうか?

そもそも、武漢株なら一回接種でOKという話。イギリス株が主流になった頃、二回接種なら効果が得られるという話だった筈。その頃、二回接種すれば免疫は長期間得られる可能性があるとか、インド株にも有効という希望に満ちた話も出ていたように思うけど、それが二週間程前の話。しかし、今は、ファイザー、モデルナ共にブースター接種と称した三回接種の申請を行っている状況。理由は二回接種ではインド株に効きが甘いから。

この辺を見ると、ワクチンの効果とか後遺症とか、、、それがゴチャゴチャになっている印象が強い。株の変異が進むと症状が変わっている。それなら当然、後遺症も変わるだろう。今、後遺症を避けるためにはワクチン接種せよ!的な流れだけど、問題となる後遺症の株は武漢株。それは既に存在しない株。インド株が問題という事なら、インド株での後遺症がどうか?という部分を紹介すべきでは無いだろうか?

ということで、インド株に置き換わって、ワクチン接種が70%程度に達しているイスラエルの保健省のホームページをチェックしてみた。

すると、、、、ワクチン接種グループも未接種グループも全年齢域で感染率に差異は無い。それだけならいざ知らず、感染者の中で重症化する率を比較すると、ワクチン接種グループの方が、重症化して入院する割合が明確に増えている状況。イスラエルといえば、現在の感染の主流はインド株。インド株に対して、二回接種以上のワクチン接種は、もしかしたら効果がネガティブに作用している可能性があるのではないだろうか?

今、後遺症云々を言うなら武漢株患者ではなく、インド株患者の情報を報道して欲しい。

症状的に株の変異が進む毎に、感染力が増している一方で、症状が普通の風邪と見分けが付かなくなっているとされている。これに対して、新しい株の登場に併せて、最初に開発された強力なワクチンを繰り返し接種する、、、、それで抗体がしっかり出来るのだろうけど、本来なら低症状に済むところに、強力な抗体で過度な反応で重症化して入院者数が増えているように、イスラエルの感染者変化のデータから伺う事が出来る。

もっと、系統立てた正しいデータをメディアには紹介して欲しいモノである。

若い人の後遺症、、、、これで脅しを掛けるような報道は違うのでは無かろうか?

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