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2021年7月20日 (火)

空冷エンジン車

今の時代は少数派。しかし、RZ250登場以前は一部の例外を除いて殆ど全てが空冷車だ。
RZ250以前の水冷車といえば、スズキのGT750、カワサキのZ1300、ホンダのGL400/500/1000位のモノ。ミドルクラス以下のスポーツバイクでは殆ど全てが空冷車である。
空冷車といえば、構造がシンプル、軽量、、、それがメリットとして捉えられていたけど、エンジンの高出力化が進んで水冷化が余儀なくされていったのである。

因みにRZ250が登場したのが1980年頃。そして80年代以降は高出力を求めたスポーツバイクの殆どが水冷車となっていく。先ずは250ccクラス、その後は50cc、125cc、400cc、、、、と大きなクラスに水冷車が拡大していく。

それ故に、水冷車だから嫌というわけではないのだが、年数を重ねてモデルが古くなっていくと、水冷システムというシステム自体が信頼性への懸念であったり、故障リスクのあるシステムだったりする懸念に変わっていく。すると、80年代以前のスタンダードであった空冷車自体が魅力的に見えてきたりする。

80年代以降のイケイケドンドンの空気の中で常にフルスロットルを求めないので有れば、空冷車であってもパフォーマンス的に何の問題も無い。まぁ、現代では排ガスであるとか、効率であるとか、そういう意味で水冷化が欠かせない要素かもしれないが、そう言うことを気にしなければ空冷車であっても何の問題も無い。寧ろ、個人が長い時間付き合っていくのであれば、空冷車の方がシステムがシンプルな分、信頼性が高く、故障リスクも低く好都合とも言える。

そんな訳で、次期愛車候補をチョイスするならば、空冷車というのは大きなポイントと為りうる要素のように考えている。

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