NR500
RACERSで買いそびれた号、それで扱っていたのがNR500。
NR500といえば、中学生の頃、二輪に興味を持ち始めた頃に雑誌で読んでインパクトを受けたレーサー。
V4の8バルブDOHC楕円ピストンエンジン+モノコックフレーム+16インチホイールの当時のGP500とは全く異質のレーサーで、当時のインパクトは今でも鮮明に覚えている。
ホンダのGPシーン復帰のマシンで、優勝といえば故木山賢吾選手の鈴鹿200kmオンリーだけど、その後に登場し何勝もしたNS500よりも、NSR500よりもインパクトは強かった。
このNR500は、後にルマンにNR750として参戦して結果は出せないまでも圧倒的なパフォーマンスを披露した事も記憶に鮮明に残っている。
更に、市販車として登場したNR750も、後により高価なモデルとして登場したRC213V-Sよりも強烈なインパクトを与えたように思っている。
NRとしては時代の新しいモデル程、戦闘力が高くなっているけど、個人的にはモノコックフレームを採用した初代NR500こそが、NRらしいとも思う。
今、オートバイのフレームはツインチューブタイプが主流だけど、やっぱりモノコックフレームというのが強烈な印象である。
今、マツダのスカイアクティブXはエンジンを保温することで効率を高めている云々が言われているけど、二輪もそういう時代を迎えたら、もしかしたら、こういうフレームが登場するかもしれない。このモノコックフレームの斬新さは今でも何ら色褪せない。
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