工具
バイクや自転車を趣味とする。そんな人に欠かせないのが工具。
ただ、なかなか工具迄手が回らない。
振り返ってみれば、16歳の頃といえば、整備に使う工具は車載工具、、、そんな時代があったような気がする。
工具を揃え始めたのは20歳の頃からだ。
工具というのは、揃えていくと、それぞれに意味があることに気付く。
色んな形、色んな長さがある。
その形、長さというのは、その範囲で使ってこそ正解というもの。
例えば、眼鏡レンチ、同じサイズのネジを回すためでも、色んな長さのモノがある。
でも、よく見れば長さ以外にも幅や厚みに差があったりする。長い工具というのは、概ね、ネジを掛ける部位も頑丈に作ってあったり、全体的に厚くつくってあったりする。
この剛性というのは実は結構重要である。
稀に、車載工具や百均工具をベースに、むりやり延長棒とかで延長して使う人がいるけど、あれって、完全にアウトである。
延長棒というのは工具にとって想定外。その工具が担うべきトルクオーバーである。そのトルクオーバーは工具やネジ自体を破壊しかねない。回す事が出来るネジには、応じたトルクに見合った形状になっている。その形状で使える範囲で使うのが常識なのである。
工具というのは、用途に応じて揃える、、、これが大事。
車種専用のSST迄を揃えるのは大変かもしれないが、スパナ、ドライバー、レンチ、、、、このくらいはマトモなモノを揃えたい。
少なくとも、20歳超えて日曜整備迄を趣味として付き合うなら必須である。
工具の延長棒、、、これ、個人的には有り得ない。そういう使い方をする人っていうのは、大抵アウトな人が多い。
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