いきり系ライディングポジション
何が正解というのは基本無い。ライダー各々が選んだ姿勢が、ライダーにとってのベスト。競技する訳ではないので街乗りなら好きにすれば良い。
ただ、ライダー毎に拘りを持つのは自由で、ライダーが自身の考え方で自身なりの正誤を判断するのも自由。ライダーによって何が正解、何が不正解というのは好きに判断すれば良い類のモノ。
個人的には、ライディングポジションといえば、基本は力が抜けているのがベストと思う。ただ、力が抜けているというのは、乗り手の姿勢がグニャグニャという訳ではない。姿勢が支えきれずに倒れかかっているのとは違う。力が抜けているのは単車の動きを阻害させないようになっているという意味。
見た目だけで、猫背推奨とか、顎引き推奨とか、、、そういう質のものでもない。
一般的にエビ反り気味の姿勢とか、顎が上がっているとか、そういう姿勢というのは否定されて、背中が丸くなって顎引いて乗るのがカッコイイとか聞くけど。
それでも力が入りすぎていると、単車の動きに対応し辛い感を感じる。
特に、肩に力が入りすぎている場合だ。二輪車の姿勢で背中云々の話は良く聞くけど、肩に力が入って肩が上擦って脇が開き気味っていうのもあったりする。
いきり過ぎのライダーに多いような傾向。本人はカッコイイ感を感じているんだろうけど、何か違う。こういうライダーの場合、大抵は、前述したようにシートの後方に座って手が真っ直ぐ伸びるパターン。ノーヘル、リーゼント、煙草を吸って乗るという劇画なら悪くないかも知れないけど、なんか違和感を感じる。こういう場合、ステップには爪先乗りの人が多い。オラオラ系、停まって睨んで空ぶかしが似合うという感じ。
このような、敢えて後に乗って背中を丸くして顎引いて上目遣いで乗っている姿がカッコイイか?というと、後に乗りすぎて手がピンと伸びて肩に力が入りすぎているのは、逆にいきり過ぎ感が強い。恐らく、後乗り、腕に余裕がない、前輪への荷重が不足しているような感じ。
まぁ、独断だ。
| 固定リンク
コメント