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2021年8月 8日 (日)

若い頃のバイクの買い方

80年代バイクブームからレプリカブームの時代、その時代に免許を取ったけど、取った免許は原付免許。原付免許を取った時期に、世の中で大人気だったのがZ400FXとかXJ400というモデル。Z400FXも最初から385,000円と高価。中学生の頃の憧れのCB400Nでも318,000円とかだったような記憶がある。高校生が自分で買える値段、、、精々数万円である。現実的に注目度の高い400ccマルチなんて論外である。
最初に買ったのはバイトしていた自転車屋さんに下取りで入ったTY50である。これが保険込みで25,000円だ。これを覚えている。80年代半ばに買ったバイクは、原付というとTY50、CB50JX、上はCB125T、中型になるとKH250、CB350Four辺り。価格は最初は5万円以下の中古。一番高かったCB350Fourが168,000円だ。これが限界。バイトで賄える価格の上限がバイク代である。この頃、当然ローンは組めない。休みの集中バイトで貯めて買うパターンである。

大学生になると、大きく違うのがバイトの収入が増加したこと。それ以前は、50,000円/月だったのが、家庭教師+塾の講師中心で80,000~円/月となってクレジットが組めるようになる。これでCB400D、GSX400FSから始まって25~35万円の中古車を18~24回払いで購入していた。ただ、大学生時代といえばバリバリのレプリカ時代であり、その時の新車は買えない。当時の新車と言えば、GSX-R400、GPZ400R辺り60万円オーバーとかだったような気がする。RG250ガンマが45万円、安いRZ250Rでも399,000円だ。予算上限が35万円なら中古しか選べない。
大学生後半になると、時給アップ、塾経営と効率アップして300,000円/月以上となって、浪費癖が加速。大学院時代となると今の年収と同等の講師収入が有った。家族を養う必要も無いので好き放題である。RG400ガンマを新車で買ったり、車をまとめ買いしたり、エスカレートしている。大学4年以降、大学院時代は、年間に二輪、四輪を数台以上は買い換えていた。ただ、支払いの多くはクレジット。振込用紙を抱えて月末に郵便局、銀行に振り込みに出掛けていたのが懐かしい。一ヶ月に20万円以上払っていたような時期が結構長い期間あったのは、今考えると大馬鹿野郎である。

80年代、ローンが組めるのは成人か、未成年なら有職者か大学生で親が保証人という組み合わせくらいだったはず。高校生でローンは基本NGな時代だったように思う。

因みに、峠大好きだったけど、当時の峠の常連の愛機といえば、殆どが3年落ちの中古辺りが多いパターン。当時最新機に乗っていたのは極稀。或いは、ボンボン大学生の一部くらいだったように思う。峠の常連で一目置かれていた速さが合ったのは、18~22歳くらいだったように思う。それ以上の年齢層は、新しいバイクでも速い人は少なかったような気もする。自身も大学院時代は峠滞在時間が激減して、バイクは新しくとも走りは今一、、、自分でも自覚していたのを覚えている。

年取って経済力が増して新しいバイクを買えても、走りが色褪せていくパターン、、、そんな感じだ。

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