マツダ6
これ、なかなか変わらない。次期FRシリーズもマツダ6ではなく、CX-5の後継車の方が先に登場するような報道も、、、一応現行モデルだけど、カタログサイトで並んでいるのを見ると、やはり古さを感じる。
初代CX-5以降のデザインをみると、初代CX-5、アテンザ、アクセラ、デミオ、CX-4辺りまでは、デザインにはプレスラインが多用されている。プレスラインも折り返し的なラインが多く、その後のモデルに較べるとディテールの処理が五月蠅いように見える。
プレスラインが有っても面の張りを強調して塊感のあるデザインに以降したのは、CX-3とかロードスターだろうか?デザインとしては完成形かもしれないけど、張りのある面をエッジで急激に折り返す造形のためか、デザイン自体は機械的で硬質な印象が強い。オラオラ系のグリルを持つ車とは違うだろうけど、全体の印象はコワモテ感が見え隠れする。
この系統のデザインは、CX-3とロードスター、輸出車のCX-9にしか見られず、面の張りが単調なデザインから面を複合曲面としてエッジを隠す傾向のデザインに移行したのが、現行CX-5、CX-8だろう。
デザインからエッジが消滅して塊感を更に追求して生まれたのがマツダ3、CX-30。このデザインは現行CX-5とも連続性がある。今のデザインは現行CX-5以降のモデル全体を共通イメージ化させている。初代CX-5から始まるマツダデザイン、現行CX-5以降のモデルで完成形に到達したと思える。
恐らく次世代マツダ6は、有機的で塊感のあるデザインで登場するだろうけど、近年のマツダデザインのトレンドから言うと、デザイン世代で二段抜きで登場する。どんな形で登場するか全く想像出来ないけど非常に楽しみ。
前世代のCX-3、ロードスターのデザインも悪くないけど、あのエッジが消えて有機的な一体的なデザインで登場して欲しい気もする。それを想像するには、取り敢えず、マツダ6がどんな形で登場するか?これが非常に気になる。
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