内蔵配線
昔はフレーム内蔵配線といえば、ダイナモから灯火への配線である。シートステーに取り付けられたダイナモからの配線は、シートステーからリアエンドに伸びて、そこからチェーンステーに入り、BB部を経由してアンダーパイプを遡り、ヘッドパイプ手前で外に取り出す。そこからフォークに取り付けられたパイプ製フロントキャリアのパイプ内を伝って、ヘッドライトに接続するというパターン。
因みに、尾灯への分岐はリアフェンダーの裏を伝ってフェンダーエンドの尾灯に接続するパターンが多かった。
しかし、今時の内蔵配線といえば、有線式の電動シフターへのハーネス、それからシフト駆動モーターの給電ハーネスということになる。
ただ、電動シフターに電源が内蔵されて、命令は無線で送るようになってきつつあるので、フレーム内配線はこれから減っていくかも知れない。
配線の内蔵はスッキリして良いけど、実際の使うと、断線時等には、その箇所探し、断線していたら配線の引き直しが必要で、実は結構面倒臭かったりする。
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