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2021年9月28日 (火)

リジッドアクスル

これまで車を運転してきて、運転しやすい!って思ったモデルには共通点がある。

それは、、リアアクスルがリジッドアクスルのモデルだ。

乗り心地がベストとは思わないけど、高速道路や荒れた路面で真っ直ぐ走る安定感。これは明らかに違う。ロールで傾く時の内側の接地感もしっかり感じられる。

乗り心地とか、そういう面では独立懸架のサスペンションだろうけど、個人的には振り返ればリジッドアクスルの車の方が良かったように思う。

最近ならプロボックスワゴンだけど、これは4リンクコイルリジッド、過去のリジッド車はジムニーシリーズ、エスクードシリーズ、KP61スターレット、TE71カローラGT、AE86辺り。どれも非常に運転しやすかったのが印象的。リアがしっかりしているためか、ステアリングの戻りも素直な印象が強い。セルフステアでハンドルを戻す時、戻し足しをした事は殆ど無い。

今時、リジッド式サスペンションの車は殆ど皆無。クロカン4WDくらいだ。

恐らくは、耐久性も独立懸架式のサスペンションを大きく上回る。

古くなる、長く乗る程、その違いが顕著になるように思う。乗り心地優先でなければ、車はシンプルな独立懸架の方が何となく好きだ。プロボックスに乗って特に思うようになった。

因みに、半独立、半リジッドのようなTBAには乗った事がないけど、果たしてどういう風なんだろう。

リジッド車といえば、バネ下云々で嫌がる人も居るけど、大昔のコスモスポーツとか、初代HRVの4WDモデルは、デフケースを車体側に固定したドディオンアクスルなんて凝ったメカニズムだったりした。アクスルの位置決めの精度を上げるために、レース仕様のRX-3、初代SA22のRX-7ではワットリンクを採用したりしていた。

リジッドアクスルでも手立てはいくらでもあるのだ。そういうのが見てみたいものである。

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