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2021年9月17日 (金)

集まりは好き?

サイクリングクラブとかレーシングチームとか、モーターサイクリストクラブとか、揃いのスイングトップ、ステッカー、、、、これでチームというかクラブというのは少なくない。こういう集いは好きか?というと、好きな場合とそうじゃない場合がある。

好きな集いはただ一つ。何でもだけど、目的の行動に対して同じ方向性を向いていて、偶然出会って共鳴して出来た付き合いだけ。単車なり、自転車なり、車なり、、、それで同じ様な走り方を好む人というのは、同じ様な曜日、同じ様な時間帯に決まって出没するもの。繰り返していくと互いに認識するようになる。自然と同じ方向に向いて走っていたりすると、その瞬間、時間と空間を共有する事もある。そんな時、不思議と敵対心ではなく心地よさを感じることがある。そういう関係性が拡がるような付き合い。これがベスト。こういう体験は、単車の世界では10代~20代前半に掛けて出没していた峠エリアで生まれた付き合い。当時は常連扱いだったけど、そこで生まれた10人に満たない数の付き合いってのがそういう感じだったし、最近なら、ここ十数年、夜明け直後からの2時間をロードバイク(ピストバイク)に乗って一人で走り続けているけど、そこで同じ曜日、同じ時間帯に頻繁に遭遇して面識の生まれた数人のサイクリストとは、偶然出会えば十数キロを声を掛け合う訳でもなく一緒に走るけど、そういう組合せ。他には、二十数年間通い続けているプールでいつの間にか知り合いになったトライアスリートとかスイマーとの付き合いも然り。こういう風な繋がりでは、話をしていても心地よいし、一緒に走っても心地よい。

しかし、学生時代の級友でバイク乗り同士とか、会社の同僚でバイク好き同士、バイクショップで出会ったライダー同士、ある特定の車種が好きで集うミーティングとか、そういうのは、微妙に違和感を感じる。学友のバイク好きというのは、バイク好きが先ではなく同じ学校に通っていたというのが本来の付き合い。会社の同僚も同じ会社が先。特定の車種が好きといっても車種が好きと言うよりも、自分の場合は、自分の乗り方に在った車種が好きであり、別に拘りが在る訳でもない。

80年代以前に見掛けた暴走族ってのも微妙に違う。地域の中学の先輩後輩同士の繋がりとか、単車の使い方の面でやはり違う。
80年代は見掛けなかったけど90年代の峠のレーシングチームも近いようで少し違う。括りが峠での単車好きという繋がり以外という点と、括りの部分で上手い人、そうでない人が混ざっている点で違う。同じ方向性で、同じ様な走り方で時間を共有している場合は、大抵の場合、単車や自転車なら、同じ様な速さ、同じ様な走り方に収束している。経験は兎も角、ペースが合わなければ同じ集いにはなれない。
80年代以前のグループならアメリカのヘルスエンジェルス的なグループもあるけど、バイク中心でそれ以外のライフスタイル迄共感するという質とも違う。全てが単車中心という訳ではない。単車に乗って、同じ方向性で走っている時限定の共鳴であり共感でしかないのである。

個人的には、昔も今もだけど、別の枠での繋がりが枠内でのバイク好きで、揃いのジャケットとかステッカー、ワッペンを揃えて、、、ってのが、一番異なる方向性である。

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