ライン取り
峠を走る。目安はセンターラインだけど、それだけではない。それは単なる目安。
峠を走る上で大事なのは何処か?
それは、対向車線から飛び出してくる車をある程度想定すること。それから、路面上に現れる予期せぬ路面状況の変化にフレキシブルに対応できる逃げ代の確保だ。
コーナーならアウトインアウトだぜ!とか、S字は真っ直ぐ、、、、ってのは公道上ではナンセンス。
左コーナー、右コーナーでライン取りは変わる。コーナー単体でなく、山の崖沿いのコーナーか?川沿いのコーナーか?コーナーの先が見通せたか?
それを含めてラインを構築する。
読めない右コーナーでアウトインアウトは単なるバカだ。
アウトアウトアウトの場合もあるし、インアウトアウトの場合も当然有り得る。対向車がはみだしてくる事を想定したライン取りが大事。
左コーナーでも同じ。アウトインアウトに固執するのはバカ。アウトインインの場合の方が多かったりする。複数のコーナーで、安全第一のラインを結ぶ。これが基本だ。
特にセンターラインの無い見通しの悪いつづら折れの道では、特に、コーナーではなるべくコーナーの先が見通せる場所迄車体を立てて突っ込んで、見切れた時にターンインからバンクさせての立ち上がりを選ぶ。傍目には道路の真ん中を走っていたり、道路の縁に寄せすぎていたり見えるけど、全ては安全のためだ。
大事なのは、リスクを起こさない事。決めたラインに車体を狂い無く載せていく、、、これが楽しいのである。
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