旧車人気で新車も売れる
秋、バイクシーズンである。でもバイク市場は80年代のバイクブームに較べると大幅に縮小した状態。
でも、メーカーからは新型車が登場しつづけ、人気を博するモデルも少なく無い。
最近は、レトロデザインのバイクが人気。筆頭はカワサキのZ900RS、そして9/27にはZ650RSも登場。他メーカーからもヘリテイジモデルが数多く登場している。
こういうヘリテイジモデルは、一般市民に人気があって支持されているけど、そんなヘリテイジモデルの元のモデルというのは、更に注目度が高く大人気。
そういう過去のモデルをフルレストアしたり、フルカスタムしたりした車輌を芸能人の皆さんが乗っているという事がネットニュースを賑わせている。
このリアルな旧車のカスタム車輌というのは、今や目の飛び出るような金額である。現代のレトロデザインのモデルも決して安くない。新車で買うと150万円程度は掛かるけど、旧車、名車となると、その数倍は掛かる。既に一般市民の手の届く領域に無い。
この旧車のカスタム車、レストア車が注目を浴びている事に対して批判的な人もいるようだけど、批判的な意見を含めて注目度が高いのは事実。その注目度で多くの人が注目して、現実的な現代のレトロデザイン車が人気を博すという感じ。これで市場が賑わっているのであれば、芸能人の皆さんの旧車カスタム、レストアも悪くない。彼らのアピールに憧れて、現実的な新車が売れるのであれば、業界的には万々歳だ。
ただ、旧車の価格が注目度アップに連動してうなぎ登りで上昇するのは、非芸能人で旧車を大昔から乗っていた人からすれば、少々困りもの。パーツ一つにしても古いというだけで異様に高騰しているのは辛い。
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