単車と筋力
基本、単車を扱う上で、過剰な筋力は不要。技さえあれば問題無い、、、、これが一般的な理解。
ただ、少ない小遣いで単車趣味を維持する上では、この話は成り立たない。
単車というのは二輪車。基本は自立出来ない乗り物。エンジンが掛かっている時は大丈夫。ただ、エンジンが死んだ状態では技がどうこうは関係無い。サイト記事にも記載したように、冷間時の始動後間もない始動時において、右左折、Uターンでバンクさせた瞬間にエンジンストール、、、そういう場合は、アクセルワークで車体云々は無しだ。
エンジンが掛かっていても、突如のフロントロック、フロントスリップダウンで前からの腰砕け状況も同じ。単車のコントロールの大前提はフロントが生きている状況だけど、フロントが死んだ状況は体力勝負である。
よく、全国警察24時で華奢な女性隊員が訓練中に単車を転かして引き起こすのに汗を掻いている光景が映されるけど、あれはアウト。転かした単車を起こすのは、誰でも出来る。大事なのは、バランスを失って転ける状況において、最後の最後に単車を守る事が出来るかどうか?である。
隊員は転かして傷つけても税金で修理されるから大丈夫だけど、世のお父さんは小遣いで直す。これが嫌なら転かさない。転かさないようにするには、、、、上述のようにストールしたり、フロントを失った状況から支えられる事が求められる。
個人的には、支えられなくなったら、そういう単車は諦めるのが基本と考えている。逆に、乗りたい単車が支えられるように身体を作るのが乗り続けるための必要条件とも考えている。
単車に乗る、、、、これは、万が一の際にも転かさない。転けたとしても最低限、単車をダメージから守る対応が出来る。これが大事だ。
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