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2021年10月13日 (水)

加速力

今の愛車といえば、ガンマ、SV、CX、BTといったところ。
この中で一番穏やかな加速力なのがBTだ。アクセルを開けて車速が伸びる。十分に速いけど、アクセルを開けて自分の意識で進むべき距離に対して、車体の実際の進む距離は遅れ気味。感覚的にはフルで加速しても、すこし遅く感じる。

CXはどうか?というと、CXは速度にして70km/h位までは右手を回す感覚に対して、車速の伸び、進むキョリが上回る感じだけど、それ以上の速度域になると感覚的には少し遅く感じてくる。

右手の感覚と車速の伸び、進むキョリがシンクロするのはSVがそうだ。SVの場合、アクセルを開ける感覚と加速力、車速の伸びが丁度良い感じ。フル加速しても速さは感じないけど、いらいらも感じない。程良い感覚である。

ガンマの場合、低速は述べるまでもないし、低回転は使わないから論外だけど、実際に走る時に使う常用回転域である5000rpm以上では、回転の上がる速度は右手の動作に対して、回転の上がる速度は明らかに上回る。速度のノリも抜群。狭い道では少し恐さを感じる次元である。実際の速さに加えて、軽さによる車体の安定感の無さであったり、2ストローク独特のサウンドであったり、その辺りが更に速さを演出している。

現代のスポーツバイクは更なる動力性能を持っているのだろうけど、個人的にはガンマレベル、SVレベルの動力性能があれば、基本的に満足。

勿論、CXとかBTでもフラストレーションを感じる程ではない。CXやBTでは、高いギアで低回転で巡航しているときから、僅かにアクセルを開けた時の車速の穏やかな伸びは、アクセル開度の感覚を上回る感覚で車速が伸びていくのも事実。

自分の思いに先行する動力性能を発揮するフィールドがあれば、それで納得出来るものである。

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