筋トレで健康維持
高齢者の健康維持、これには筋トレが一番良いかも知れない。
加齢に伴う活動量の低下は、動かない生活習慣に併せて筋肉量が減ってくる。筋肉量を減らさないためには日常から活動的に過ごす事が大事。
ただ、筋肉は負担を感じる程の負荷を与えないと顕著に増加しないのも事実だ。
人間、加齢していくと移動にもエネルギーを使わない横着な生活が定着する。
そんな状態では、確実に使う筋肉も減るし、筋肉に掛ける負荷も減少する。
筋肉とは、必要のない負荷に応じた筋肉量を保たないモノである。
筋肉を維持するには、筋肉量が必要とされる負荷を掛け続けるしかない。そして、筋肉量を増やすには、その時点の筋肉量では不足気味な負荷を掛け続けるしかないと言える。
その為の活動、それが筋トレである。
筋トレでは、動かなくなった生活習慣で失われた分を取り戻すメニューを作るのが重要。
脚の筋肉、体幹の筋肉、上体の筋肉、上腕の筋肉、、、、高齢者では多くの部分で筋肉が失われている。そんな筋肉を取り戻すには多くの部分に負荷を掛ける筋トレが必要だ。
筋肉ってのは、どんなに頑張っても一日10g程度しか付かない。一ヶ月で300g程度、一年で3kg程度である。1年で3kgも付けば御の字だ。普通に筋肉を失った人が付けれたとしたら、もしかしたら1kgでも御の字かもしれない。筋肉が減ったのを自覚するのは二十歳、三十代から10kg程減った50代以降。それから10kg取り戻そうと思えば60代、、、ってのは恐らく現実的でないはずだ。
加齢しても元気でいたいならば、40代から筋トレするのが最後のチャンスかも知れない。
| 固定リンク
コメント