センターライン
公道にはセンターラインが引いてある。このセンターライン、人によっては結構無視して走る人が居る。実線でないとか、黄色線でないからはみだしてもOKなんて理屈でセンターラインを割って走る。
そういう走りを好む人も居るようだけど、自身は違う。
センターラインは最低限守るべきライン。いや、以前の記事でライン取りの話を記載したけど、センターラインどころか、見通しや状況によっては、センターラインに寄せる事もなく、窮屈でタイトなラインを選ぶ事すら少なく無い。
何故か?といえば、峠道で通過速度を限りなく上げていくのが目的ではないからだ。センターラインが実線で無ければ対向車線も全部使って直線的に走る、、、これが恐らくは最短最速のラインだろうけど、あくまでも公道である。公道でのライン取りというのは、万が一のエスケープエリアを常に確保し、見当外から現れるかも知れない対向車、対向車の運転ミスによるセンターライン割りに遭遇しても自身の身を守る状況を常に頭の隅に置いておく事。
その為には、刻々と変化する道路状況の中で、何処に身を置くのが一番安全か?を考える事が重要と思う。ライディング中には考えないという人も居るけど、ライディング中は安全第一で五感をフル活用して考えながら走るように心掛けている。
気持ちよくなっていくと、俯瞰的なイメージで流れが遅いような感覚になる。流れが遅いのではなく、物凄く大量の案件を高速に処理判断しているから遅く感じているだけとも言う。
そういう状態の中で、センターラインを割るっていうのは、自分的には御法度である。
センターラインを気安く割って走る連中とは、基本、一緒に走れない。
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