サイドボックス
昔のナナハン等の大型車によく見られたのが、単車のリア部分、リアバンパー部より後方に左右に設置するサイドボックス。あれ、結構多かった。今時なら白バイ風だけど、今の白バイに付いているモノより大型。
これ系といえば、70年代のハーレー等にも装着されていたイメージがある。サイドボックス+テールカウル上のトップボックスという三点ボックス構成だ。
しかし、このサイドボックスってのは80年代半ば以降、見掛けることは無くなった。
このサイドボックス、積載性が向上して一見便利だけど、実は不便。
ってのは、サイドに幅広のボックスを装着することで、狭小路を通過する時に結構ぶつけたりするのだ。それから80年代後半以降のレプリカスタイルが定着してからは、装着しようがなくなったのも理由に挙げられるだろう。
そして、今は、三点ボックスの真ん中部分。トップボックスが主流。これは、昔で言えばスクーターへの装着が定番の形。これがメーカー純正でモデルに会わせた形で登場したのは、恐らく、初代スペーシー250フリーウェイ用だろう。自身、フリーウェイに乗っていた時、風防+純正トップボックスで使っていた。たしかに便利である。
ただ、このトップボックス、形はイヤだけど便利なのは間違いない。似た形としては荷箱を搭載したバイク便ではスタンダードなスタイルだけど、最近は多くのユーザーが愛用している。確かに便利。
ボックス自体、常時設置は格好悪いけど、必要な時には悪くない装備だと言える。
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