ブリヂストンのデュアルドライブ
出た時は賛否両論あったけど、出た時に購入し5年後に、更に一台買い増してつかっての感想。
その間、従来のセンタードライブユニットの車両も数々登場したけど、結論として個人的にひあ、デュアルドライブのアシストモーターによるフロントドライブシステムは通常のセンタードライブ車よりもメリットが大きいというのが結論。
やはり動力源と動力輪が直結構造というのは非常に優れている。伝達ロスが最小というのは大きなメリット。
メンテナンスがお座なりになってチェーンが錆びたりしてくると、アシスト動力が駆動系に結構食われる事が少なく無いけど、その可能性は限りなくゼロに近い。
更に、一つのチェーンに対して人力駆動用チェーンリング、モータースプロケットが異なる構造では、チェーンに掛かるテンションを一定に保つのは経年変化を経ると厳しくなってくる。更に、人力の二倍アシストは合計で人力の三倍の駆動力がチェーンに掛かるという構造であり、駆動系への負担は小さく無い。外装変速の薄歯ギア+薄歯用チェーンでは耐久性的にも問題が生じる。実際、従来のセンタードライブ車では、駆動スプロケットの異常摩耗、チェーン用テンショナーの作動不良、チェーン自体の寿命による変速不良といったトラブルが身の回りで多発しており、そういう面からすれば、アシスト駆動系が完全独立のフロントモーター方式は非常に優れている。
実質的な登坂性能ではセンタードライブ方式が優れるのかもしれないが、フロントモータードライブ方式でも15%勾配を女性や子供が楽々登坂出来るので、実質的に不満は無い。不満が無いのであれば、不安も無い方がベストという判断だ。
特に、走りながら充電の2019年モデル以降の仕様では、航続距離がE-Bike並に長い。言う事無しである。後輪ドライブでもリアハブモーターのE-Bikeの方が個人的には好みである。
駆動系は分けるべき、、、これが自分の結論だ。
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