産業形態について
記憶に残る不景気といえば、やはりバブル崩壊だろう。元々、不動産とか証券、絵画等美術品に極端な値付けをして景気を煽って謳歌した好景気が飛んだだけ。
そして、今回のコロナショック。最大のダメージを受けたのが観光、飲食、インバウンド絡みの業界。思うのは、サービス業は大事だけど、所詮、無形のサービスである。これって、社会の安定が大前提。不安が蔓延したら真っ先にカットされる業種。こういう無形の産業に軸足を載せすぎるのは如何にも危険である。
なんだかんだいって製造業が大事。資源が無い日本、製造業に回帰すべき。
そして、製造業も大きな儲けが期待出来るような趣味的要素が強い製品ではなく、景気動向に影響されない人の命に直結するような世界で必要とされているような製品を作る業種がベストだと思う。
コロナショックの中では、医療保健機器を装備を製造する業種は多忙を極めている。そういう業界でなくとも、治山治水を司る業種であったり、環境公害問題に対応する設備機械を製造する製造業だったり、そういう世界に回帰して過度な繁栄に夢見るのではなく堅実な社会を作るべき時期に来ているように思う。
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