対処か予防か?
今時のサプリやエクササイズ、殆どが、身体に変調を来した後に行われているパターン。中高年、所謂年寄りの運動ブーム、、、これの宣伝は少なく無い。階段の上り下りが楽だとか、歩いて健康だとか、、、、これに乗っかった中高年、運動しているのをよく見るけど、よく見ると、運動というか普通に動いているだけ。運動して改善しているのかもしれないけど、傍目には衰えの速度を鈍化させているだけで、衰え自体はどうにもなっていない。
ホントの意味での運動というのは、衰えを抑止するというより、現状のパフォーマンスをアップさせるというのが筋のような気もする。
運動の目的というと、筋肉に対してなら超回復してパフォーマンスを高めるというのが本来のように思う。
正直、テレビCMで登場する中高年、サプリを摂取する前からバリバリ元気である。サプリ効果で若々しい訳ではない。多くは、衰える前からパフォーマンスを高めているのである。それでも、現実は加齢によって衰えている。ただ、衰え始める段階における運動能力が高い分、衰えたとしても一般人より遙かに高い位置にいるだけと言える。
加齢による衰えは不可避。大事なのは劣化のターニングポイント迄に、如何に運動機能、能力を高めておけるか?つまり、筋肉を大量に身に付け、心肺を鍛えておくか?が重要。それがあれば、劣化の速度を緩やかに出来るということ。衰えた後では、負荷自体を与える事が出来ない。
大事なのは、衰え始める前に高みに身体を高めておく事である。
感染症に対する抵抗力、これでも一緒だ。大騒ぎして納豆食ったり、ヨーグルト食っても意味はない。十数年以上、食い続けていれば効果が在るかも知れないという程度である。
大事なのは、問題が起きていない時に、来るべく危機に備える行動が始められているかどうか?ということではないだろうか?
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