オフセットスプロケット
リアタイヤのワイド化に伴い、チェーンラインをオフセットする時の必須アイテム。
これを付ければ、アウトプットシャフトに付けるドライブスプロケットを外側にオフセットする事が出来る。これによってリアタイヤをワイド化してもチェーンとタイヤの干渉を避ける事が出来る。
ただ、過度なオフセットはお奨めしない。
それは、、、、チェーンラインをオフセットさせると、アウトプットシャフトを支えるベアリング位置とスプロケ歯との距離が遠くなる。シャフトからみると、長いオーバーハングでトルクを伝えることとなる。これは、シャフトサポートベアリングに大きな負担となる。ベアリングの負担でシャフト保持が緩むとオイルシールの消耗を早めたりする。
そんな訳で個人的にはスプロケオフセットはお奨めしない。
リアタイヤのワイド化は、標準チェーンラインによる制約を守った状態で行うのが正攻法だと思う。
因みに、ガンマのシフトでギア抜けは、シフトスピンドルシャフトの突き出しが長い上に精度の低いリンクで操作する構造が原因。
これを解決するには、ベアリング保持式のスプロケカバーに交換した上で、シフトスピンドルにダイレクトのシフトペダルを装着すること。これが唯一の解決策。
この対策は90年代半ばに行ったけど、同じ対策を施した車両を見た事はない。
シャフトの保持剛性を保つ、、、これにはベアリング位置をしっかり考慮する事が大事。
結構、見落とされがち。
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