反復演習
中学生、高校生に勉強を教える。
教科書の棒読みはダメ。基本はフローチャート調だったり、図や絵を配置したポスター調だったり、それを一目で見たら判るような図を見せるのが大事。
その図に書き込みながら理解させる。
当然、テキストから抜け落ちていても良い。それでガイドラインを知らせる。
ガイドラインを知らせた後に、テキストを読ませる。そこで出てくるテクニカルタームを図中に書き込んで、抜け落ちを潰す。
その上で、パターンの異なる問題を繰り返し行う。問題集、ドリルとしては数冊行うと良い。一冊だと、分野の問題は1ページだけ、、、それじゃ足らない。同じ分野の問題を異なる言い回しで数回上行わせる。これが大事。反復させるのが大事。
例えば、正負の数とか四則計算なら、最低でも500問以上、文字式、方程式も然り。
理科の記憶科目でも最低でも20問以上、それだけやらせば、バカでもアホでも覚える。
大事なのは、一つの分野を終えて、次の分野を終えたら、一回戻って、二つ前の分野の問題を再度行わせる。それで記憶の薄い範囲を見付けたら、それを数回行わせる。
これの反復。これが大事。
科目問わず、パターンは決まっている。これを全教科、全学年でやれば、大抵の事は記憶出来る。記憶されたモノは何十年も記憶に残るはず。
塾経営するなら、生徒毎に得手不得手がある。生徒毎にオリジナルの宿題プリント集を作って個別採点する事。面倒臭いけど、生徒間で宿題の写しあいこも出来ない。これで完璧。
子供ってのは、言葉は悪いけど犬、猫と一緒。同じ事を何度も反復させて繰り返させる。それでパターンを焼き付ける。そうするしかない。理解も大切だけど、理解出来ないと覚えられないのでは時間が足らない。取り敢えず、反射的に答えが出るようにするのが先決。その上で、色んなパターンの問い掛けを反復させることで、理屈が理解出来るようになる。理屈の理解は伝えるのではなく、本人が頭の中で組み立てる事が出来るというのが大前提。理解させるために本論から外れたり、原理に遡ったりして教えるのは無駄というか時間のロスが大きい。
この強制的反復演習で過去に大学受験なら東大、防衛大学、京大、阪大、筑波大、神戸大、広大にも入れたし、高校なら灘、開成、ラサール、広大付属、修道、ノートルダム清心にも入れた。今でも通用するだろう。
ただ、こういう方法は我が子に対しては難しいというのが本音。
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