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2022年3月 9日 (水)

フロントメカの調整

最近のメカの調整ってのは、基本はマニュアル通りの組み付けて終了。
そんな感じ。
しかし、大昔はそんなことはない。特にフロントメカ。現代のフロントメカはダブル用、トリプル用と別れているけど、昔のフロントメカは基本は共用。
ディレーラーゲージのデザインは、今はインナー、アウターもプレートがプレス成形されているけど、昔のゲージは単なる平板形状。

単なる平板形状のゲージをどうするか?というと、車体に取り付けてチェーンラインと較べて変速させやすいようにゲージをひん曲げて微調整するのが通常。それが普通である。

その調整具合によって変速性能に大きな差が生まれていたのだが、今は、そういう装着時におけるスキル差が性能差に現れるような構造と違うようだ。

一昔のフラバーロード用の汎用メカなら、比較的ゲージがシンプルで昔ながらの調整方法が通用していたけど、今は難しい。今は、変速段数によってチェーンの外幅が違う。それで当然メカのゲージ間隔も異なっており、基本は互換性補償範囲内でのパーツ交換が普通。

自転車を工作対象として考えると、昔の方が自由度があって楽しいし、調整の幅も在って楽しいモノと言える。

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