倍数比較ではなく数値で、、、、
ワクチンの効果とか危険性を訴える記事、賛否の記事を見て思う。
どちらも、他方に対して何倍安全とか、何倍危険とか、そんな表記だらけ。
そんな表記だけを見ると、、、、物凄く恐怖に感じかねない。
例えば、ワクチン未接種の人は、三回目打った人に対して死亡率は97倍高まるという話。これ、未接種の人の死亡数は10万人に対して9.7人。これに対して三回打ったら10万人に0.1人。確かに、未接種者は9.7人÷10万人で死亡率は0.0097%で接種者の0.0001%の97倍である。でも、、、、未接種でも死亡率は0.01%以下である。1万人に1人も死なないのだ。
逆に、、、二回接種済みの人の死亡率は、接種後三ヶ月までなら未接種の0.1倍になる。しかし、接種後9ヶ月経過すると未接種の9倍迄増加するから接種すべきという話。でも、未接種者の死亡率が上述のように0.01%以下ならば、二回接種で三回接種をしなくとも、未接種者の0.01%の9倍だとしても0.1%以下である。二回接種で三回目を見送る判断をしたとして、死亡率は0.1%程度である。千人に1人も死なないのだ。
正直、倍数でニュースにすると、ワクチンの効果が凄いとか、未接種はヤバイとか、そんな論調になりがちだけど、実数で表すと、殆ど皆無のような数字。0.01%とか0.1%とか、、、そんなオーダーでの比較自体がナンセンス。個人的には、既に二回接種した人を含めて三回目接種とか、子供や未接種者への接種とか、、、要らなく無い?と思う。
もう、ワクチン云々も止めて、活動制限も解除して、全て普通に戻して忘れてしまうのが良くないか?
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