« マツダ6、中止では? | トップページ | セメンダインスーパーX »

2022年3月16日 (水)

ホーク11

ホンダから噂のカフェレーサーモデルのホーク11が公開されている。
ロケットカウル装備のパラツインのカフェモデル。伝統あるホークの名を冠したモデルだ。
ホークという名前は、CB72/77から始まってHAWKⅡ/Ⅲといったモデルの他に、亜流のナイトホークといったモデルにまで多く採用されたブランド名。
今回のモデルはレブル1100、アフリカツイン系の水冷パラツインエンジンを搭載したカフェモデルである。

登場の噂を聞いた頃は結構期待したけど、実際に登場したモデルのフォルムを見ると微妙に違う。
モデルの構成を見ると、エンジン、フレームはアフリカツインそのまま。一方でデザインとしてはロケットカウル、シート、テールカウルと水平基調、、、、これに違和感を感じる。そう、フォルムとしては80年代以前の水平基調のデザイン。しかし、ディテールを見ると現代的なモダンな構成。そこに微妙な違和感を感じる。
何故か?っていうと、そう、アフリカツイン由来のフレームである。オフ車では定番のペリメーターフレームである。ヘッド部からスイングアームピポットに向けてストレートに鋼管で繋ぐ構造。この鋼管がヘッドからピポットに向けて思いっ切り斜めに走っている。結果、フレームの前方部分はエンジン部分が分厚く見えてしまう。水平フォルムの中にラインをぶった切るように斜めのフレームパイプが通るデザインが違和感の原因。

カワサキのネオクラモデルといえばZ900/650RSがあるけれど、あれはフォルムとして水平基調の中に、構成パーツであるフレームパイプが流れをぶった切る様に斜めには走っていない。それは、フレームがトラスフレーム構造だから上手い具合にデザイン出来たという風に思える。ホーク11ではアフリカツインのフレームを使うという制限から、その部分がどうしても水平基調のフォルムにデザインのディテールがマッチしなくなっている、、、、そんな感じである。

あと、、、アフリカツイン由来のためか、恐らくエンジンは270°位相クランクパラツイン、ホンダのサイトによると大型ATとの表記、、、この部分が残念。ホークを名乗るなら、出来れば360°クランクで規則正しいリズムでバブーって排気音を轟かせて欲しいし、出来ればDCTではなく普通のMTで提供して欲しい。もし360°クランクでMT車であれば、自分的にはデザインに付いては妥協出来るところ。

|

« マツダ6、中止では? | トップページ | セメンダインスーパーX »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« マツダ6、中止では? | トップページ | セメンダインスーパーX »