CX-60
いよいよ登場である。既にリーク画像も出回っている。著作権の関係で、ここでは引用しない。まぁ、検索すれば直ぐに出てくるので良いだろう。
2.5LのPHEVモデルのリリースから始まり、3Lのe-SKYACTV X 3.0、e-SKYACTIV D 3.3も登場するという。ガソリン車では燃費は2Lのe-SKYACTIV X 2.0と同等、ディーゼル車は構造をシンプルにして重量は2.2Dと同等との記載。ガソリン車はツインカムだろうけど、もしかしたらディーゼルはシングルカムを採用しているのかもしれない。なお、ATは新開発の8速AT。
因みに、2.5LのPHEVモデルは100kWのモーター、バッテリー容量は17.8kWh、システム出力は322ps、0→100km/hは5.8sec、EV走行可能距離は60kmという仕様。フル充電は220V電源で4時間とのこと。
サイズは一回り大きくなっている。全長[mm]×全幅[mm]×全高[mm]×ホイールベース[mm]×車重[kg]は4745×1890×1680× 2870×1980~2147となるそうだ。CX-5では4575×1845×1690×2700×1540~1710だから、全長で+170mm、ホイールベースで+170mmが一致している。それ以外は幅が少し広がっているパターン。車重は+400kgと重たくなっている様子。ただ、注目は最小回転半径はCX-5の5.5mから5.4mと小さくなっており、ハンドルの切れ角が相当に大きく確保されているのだろう。これもFR化のメリット。
外観デザインはCX-5と代わり映えしないデザイン。もっとスポーティになるか?とも予想していたけど、随分とフォーマルなデザイン。リーク画像ではグリル内メッシュが光沢塗装の縦メッシュであり、セダンライクな佇まい。もしかしたら、マツダ6の次期型は登場しないのでは無いだろうか?このCX-60以降登場するモデルはSUVとしてもセダンの需要を包括する事を見込んだキャラクター設定が為されているようにも見える。全体のフォルムとしてはフロントタイヤをフロントドアの間が長くなっておりFRらしいプロポーションであり、これまでのマツダ車のフロントオーバーハングの長過ぎ感が解消されて悪くない。
その他、先進装備、安全装備は、これまでの製品からは大きく進化しており、デザイン、メカニズムを考えてもスタート価格は相当に高価になりそう。基本は400~600万円台のモデルとなるのでは無いだろうか?一部では、スタート価格は300万円台後半からか?という予想も有ったけど、デザイン、車体サイズから考えるとCX-5とは相当にオーバーラップしそう。CX-5の価格帯が267~407万円だから、CX-5がM/Cして継続していく事を考えると、価格帯をオーバーラップさせるのは難しいだろう。恐らく、スタート価格は450万円程度からのスタートになるのでは?と予想する。ただ、2.5Lの4気筒エンジン辺りで入門グレードを準備して300万円台後半からのスタートという可能性も無くは無さそう。
この装備、メカニズム、車格を考えると、450万円というのは高いという印象は無い。もしかしたら、案外、化けるのでは?とも思う。CX-5から上級移行を考えている層の買い換え需要を考えると、それなりの台数が売れるのでは無いだろうか?
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