古い単車で注意
何だかんだ言ってトラブルを多く抱えている。っていうか、古さによる経年変化によるトラブルだとか、採用されているメカニズムの成熟度不足による持病的なトラブル、この二つ。経年変化トラブルの場合、互換の新品に交換する事で対応出来るけど、構造的欠陥のような要素は対応困難。
特に後者の構造欠陥的要素は、どうにもならない。この傾向は、旧車が現役時代において多発させていたトラブル等が該当する。
例えば、ヤマハのRZだと、ウォーターポンプシールが弱い、クランクシャフトエンドベアリングのシールが弱いのでミッションオイルがクランクケースに入る、、、そんな感じ。
これから選ぶ単車、、、、やはり、持病的なトラブルが致命的とならないようなモデルが望ましい。古くとも、そこそこ、、、それが理想だけど、古いとトラブルは不可避。そして、持病的な情報は当時のオーナーでも無いと判らない。
そうなると、、、年代的に古すぎないモノが理想。80年代モデルといえば、やっぱり古すぎる。今の時代なら90年代半ば以降、、、、更に言えば、その時点のモデルであっても、基本となるモデルからM/Cを重ねて熟成されているだろうモデルが理想。同じ90年代モデルでも、そのシリーズの最終型と登場直後の当時の新型ということならば、シリーズの最終型の方が熟成されてトラブルも改良されているのは間違いない。
例えば、Z400FXだと、E1ではコック操作とエアクリボックス形状の不適合で操作しにくかったり、Z250FTだと最終型ではポイントからフルトランジスタになったとか、、ただ、防水処置がいい加減で雨の日に失火しやすいので、その辺の対処が必要とか、、、そういう情報を仕入れる事も大事。
90年代モデルでシリーズ最終型、、、そういうのが個人的には狙い目と判断している。
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