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2022年5月18日 (水)

ドラムブレーキ

最近、めっきり聞かなくなったのがドラムブレーキ。
四輪、単車なら、四輪なら大衆車、実用車の後輪に使われているくらいで、殆どがディスクブレーキ。単車なら原付の後輪用に限られているような感じ。

ただ、単車の後輪用ならディスクよりもドラムの方が手間が少なくて構造がシンプルでダッチがソリッドで、、、、言うこと無い気もする。

で、後輪ドラムの重量車は?って探してみると、今の時代、殆ど存在しない。

ってか、これから将来はドラムブレーキは成立しないかもしれない。重量車でドラムといえば、もしかしたらW650辺りが最終かも知れない。カワサキならER-5、GPZ400/500Sと採用していたのが、そこそこのスポーツモデルでのラスト。

今後、単車のブレーキもABSが必須だけど、単車のリアのドラムブレーキといえば、機械式のロッド式がスタンダードであり、これをABSでブレーキリリースってのは構造的に不可能。そういう意味では、もう生まれない可能性が高い。

でも、ドラムブレーキってのは構造はシンプルだし、考えようによっては単車にとってベストのシステム。これが消えるのは少々残念。

因みに、フロントドラムのロードスポーツといえば、国産最終は、1980年代のZ250FSだろうか?あれは、キャストホイールでドラムブレーキ。ただ、ドラムブレーキでもブレーキカムが二箇所に付いたダブルカムタイプ。記憶の限り、制動力が不足していたような印象は無い。あんな構成、結構イイと思うのだが、、、、

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