自作PC大流行から、、、Pentium2以降
Windows95が登場して、次代のWindows98が登場しインターネット接続が普及し始めると、Pentiumでは速度的に役不足を感じるようになる。そこで、次世代アーキテクチャーとして登場したP6アーキテクチャーの新CPUの次代が到来する。初代のPentiumProはクロック数も低く魅力に欠けたが、二代目のPentium2以降は、WindowsOSをバリバリ動かす高速性が大人気となり、新CPUが一気に注目を浴びるようになる。この時代、高価なメーカー製パソコンを買って、安くないCPUアクセラレーターで延命を図るというのは時代遅れであり、パーツ単位で交換組み立てが可能な部品からの自作パソコンがブームとなる。安価に部品を揃え、メーカー製品を大幅に上回るパフォーマンスのパソコンを超安値で組み立てられるというのが受けたのだろう。1998年以降、自作パソコンはマニアのモノではなく、一般的なチョイスとして世間に受け入れられている。
CPUも部品の一つであり、新型CPUの登場に併せCPUを買い換えるというスタイルも極普通。そんな時代である。
この時代以降、パソコンメーカー同士の戦いは無くなり、CPUメーカーの製品の戦いが目立つようになる。王者インテルの王道製品に対して、互換CPUメーカーが対抗製品で挑むという構図。これは今に続いている。
我が家では、Slot2装備のFW-6400GX/WSというマザーを1998年に投入、2000年にCUV4X-Dを投入、最初はセレロン300A、後下駄を介してPentiumIIIの800MHz、そしてPentiumIIIの1GHzのデュアル構成で長く使ってきた。このAT互換機の前がPC98だったためか、PentiumIIIの高速性に惚れ込んで長く使ってきた。PentiumIIIの1GHz時代といえば、後傾のPentium4が登場するも2GHz程度のPentium4ならばPentiumIIIの1GHzでデュアルの方が快適な場面も少なく無く、長くコレを使ってきた。一方で、Pentium4の2GHzを使っている体感から、同じNetBurstアーキテクチャーのモデルでは3GHzオーバーが登場しても購入する気にはならずに過ごしている。
気持の中ではP6アーキテクチャーの方がNetBurstアーキテクチャーより意味もなく好きだったりする。
その後、NetBurstアーキテクチャーの高発熱が問題となって登場したのがP6ベースのPentium M、そして後傾のYohna、つまりCoreマイクロアーキテクチャーである。このモデルが登場して、やっとPentiumIII機の更新を考えるようになる。ただ、既にPCに掛ける予算を絞るのが大前提であり、実際にCore系マシンを調達するのは更に後、、、、
最初に調達したのはNetBurstアーキテクチャーでもHT有効のDUAL構成のXeonマシン。これを使って、Northwood世代のNetBurstアーキテクチャーも悪くないという感想に翻ったのを覚えている。これは、あくまでも自宅のサーバー機でメイン使用ではない。常用機は2006年迄はずっとPentiumIII機である。
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