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2022年6月15日 (水)

主反応のバラツキ

もしかしたら、主反応の発現には一律性が無いかも知れない。
接種直後の違和感、辛さのみで、運が良ければ主反応が誘導されなかった可能性もありそう。
ファイザーの新ワクチンは製剤をこれまでと変えているのがメリットとされており、そのメリットによってワクチン本体とも言えるmRNAが壊れにくくなっているという。仮に、mRNAが完全に壊れてしまうと、主反応が誘導されない可能性がある訳だ。従来の製剤では極低温で保管しなければmRNAが守れない。それ故に、接種してもmRNAの取り込みによるスパイクタンパク質の生成が不確実となる可能性があるということ。逆に言えば、新しい製剤を使ったワクチンなら確実にmRNAを届ける事が出来るので、確実に抗体も作られるし、その他の主反応も誘導されるということ。
そう考えると、これまでのワクチンでは、副反応があっても主反応が誘導されない可能性がある。逆に、新しいワクチンでは副反応は勿論、主反応も確実に誘導される。

ただ、従来のワクチンでも送り届けようとするmRNAが完全に全て壊れると言う事は考えにくい。可能性としては、運搬、保管で場合によっては一部が壊れている可能性があるということ。そう考えれば、抗体生成や誘導される色々な主反応が症状として現れるというのは、個人差(年齢差、性別差)だけでなく、保管状況の違いによっても大きな遅延が発生する可能性があるということ。もしかしたら、中期的には自覚するような症状の悪影響が出ない人もいるかもしれない。

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