新型クラウン
登場間近。すでに、色んなメディアで仕様とデザインがスクープされているけど、既にクラウンで無くなってしまった感を強く感じる。
ただ、このサイズで、SUV+セダンのクロスオーバーということで客層は変わっても、或る程度の台数は掃けるのだろう。
しかし、その需要はそんなに長く続かないのでは無いだろうか?クーペ+SUVのクロスオーバーで登場したC-HRってモデル。最初は大人気だったけど、一巡してからはキワモノ扱い。そんな感じになりそう。ただ、トヨタもそれくらいは織り込み済み。SUV+セダンのクロスオーバータイプの人気が下降するであろうタイミングで、オーソドックスなセダンとかワゴンを登場させて話題を作って人気を保っていく感じかな?数年のモデルライフの中で1年毎にバリエーションモデルを追加投入すれば、ブランドトータルで売れる台数は保てる算段だろうか?
まぁ、クラウンの凋落は、直6最終期に登場したアスリートシリーズ登場から始まった感がある。評論家の評価が高いV6化したゼロクラウンでも、あれはクラウンの求めるものか?という違和感が否めなかったのも事実。その後のクラウンは、トヨタの最高級車ではなくなっている。マーク2、Xの上位機種のセダンに過ぎない立ち位置。マークXがスポーティになったからといってクラウンをスポーティにする必要があったのか?という違和感を常に感じていたのも事実。クラウンなら新型より現行の方が未だマシな印象が強い。
個人的には、クラウンというのはモノコック化する前の130、140系迄のフルフレーム構造を守った旧来の日本車の最高級車という立ち位置を守って続いて欲しかったように思う。
今の時代、FF+電動4WDという構成ではなく、今だからこそフルフレーム構造を持った本来の姿を取り戻して欲しかったような気もする。
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