ジャンクマザーからの再生
昔は、最新のチップセット搭載の高価なマザー+そのマザー対応の安価なCPU、そしてメモリ多めという構成でマシンを作成していた。
440BXの時代は440GXチップセットで36,700円のマザー、これにセレロン300Aをクロックアップ、メモリは256MB×4=1GBで組んだりしていた。その後、これはCPUをカッパーマイン800MHz、メモリは1GB×4=4GBで運用したり、その後は、i7登場時にLGA1366のX58マザー、P6Tを購入、CPUはCORE i7をチョイス、メモリは2GB×6=12GBという仕様だ。
その後もi7 4820K、i7 3930K、i7 6950Xと変遷したりしたけど、今はジャンクマザーメインだ。
マザー+ファン+メモリ+CPUでトータル1,000円程度で再生するパターン。目的は、我が家で大量稼働していたPentiumIIIのDUAL機の置き換えである。多くがWindows2000/Xpでの稼働だけど、OSのバージョンアップではCore2以降に、Windows2000魔改ではSSE2対応のためにPentium4以降に置き換える作業を行う。
メイン機ではなく、サブ機なので拘りは無く、ケース、電源はキャリーオーバーである。
調達したのはP4G8X+Pentium4 3.06Hz+メモリ2GB+ファンが273円、IPIBL+Core2Quad Q9550+メモリ4GB+ファンが1,200円だったりする。他にも、ジャンクのP4TSE等もあるけど、これら、電源繋いで即起動という訳には行かない、、、、大抵は電源繋いでONしても寡黙な状態。ファンは回っても反応せず、、、、そんな感じ。
基盤を辿って、コイン電池の付け替え、更にCMOSクリア、PWDクリアを行って、メモリの脱着を行って作業、、、、手持ちの電源も怪しいのが多いので、どれが大丈夫?とは判らないので、結構な付け替え作業を要する。今回、CUV4X-Dマザー機をP4G8Xに交換して中身はそのままWindows2000、GA6-VXD7マザー機をIPIBLに交換してOSはXpからWindows10に交換を行った。因みに、P4G8XはEpsonのマシンの中身が元で、IPIBLはHPのマシンからの取り出し品のようだ。
マザー、CPU、ファン、メモリで1,000円程度だったら旧世代機でも十分。CUV4X-Dからの入れ換えではWindows2000のままだけど、FireFox、フラッシュがSSE2対応の最新版で稼働可能。OSが軽いからPentium4でも十分快適。GA6-VXD7からの入れ換えではPentiumIII 1GHzのDUALからCore2 quad Q9550である。段違いに快適。
1,000円チョイでマシンアップグレード、、、、これって、かなり快適。今の時代、10~15年落ちでも、10~15年前のハイエンドなら、ソコソコ使える。OSを持っているならトータルでも4,000円でどうにかなる。
OSからの調達だと、中古市場から調達した方が安い。実際、10,000円からOS付きで選べるけど、ジャンク再生を楽しみとするなら、+10,000円でOSを買って総額20,000円以下なら悪くない。我が家では、昔のパソコン部品をゴミにしたくないので、最低限の購入と入れ換えだけで、極力廃物利用に拘っているので、旧パーツを運用している。P4G8Xのケースは1997年製FWD-OTX、IPIBLは1995年製横置きATXケースである。未だ活用中。
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