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2022年7月15日 (金)

抗体について考えてみる。

抗体の種類は5種類あるそうだ。IgG、IgM、IgA、IgD、IgEの5種類。
IgG抗体は血液中に多く存在し、細菌、毒素と結合する能力が高い。
IgM抗体は特定抗原に初めてであったときにB細胞から作られて感染初期に働く。
IgA抗体は血液中よりも鼻や目の粘膜から細菌や毒素が入るのを防ぐ。
IgE抗体は肥満細胞に結合してアレルギー反応を引き起こす。
IgD抗体の働きは不明。

なんだそうだ。新型コロナウイルス、BA.5株等は免疫回避して抗体の働きは著しく低下するといっているけど、ワクチンで作られる抗体っていうのは、この5種類の抗体から言えば、特定抗原に初めて出会って作られるタイプ。IgM抗体のようなもの。
ただ、ワクチンと抗体とは作られる抗体の種類がそもそも違う。即ち、抗体が不適切な場合、抗体依存性感染増強のリスクがあるもの。これが逆にウイルスを引き入れて感染しやすくなるという話も出ているし、逆に免疫が低下するとも言われている。

まぁ、話は置いておいて、オミクロン株がデルタ株以前に比べて感染力が著しく増加したのは、感染箇所は肺や胃のような深部感染ではなく、喉鼻感染に感染の仕方が変わったからとも言われている。従来のように肺の深部で感染するのであれば、ワクチン等で作られた抗体が機能したかもしれないが、それ以前の喉鼻感染するのであれば、何よりも大事なのはIgA抗体で目は鼻の粘膜でウイルスの侵入を防ぐ事が大事。

感染のメカニズムが違う事を抗体回避と表現しているのだろうか?

古い新型コロナウイルス用ワクチンを何度も打つことで、トータルの免疫力が低下した結果、普通の人なら誰にでも備わっている筈のIgA抗体も正常に働けないということになりはしないのか?IgA抗体が機能しなくなった結果、簡単に感染するという風に考える事は出来ないのであろうか?

IgA抗体が機能しなくなる。喉鼻感染する。鼻風邪が長引く。、、、周りに、二回接種以降、最近鼻風邪が治らなくて困っているという人が少なくない。これって、鼻風邪が治らなくなったのは、喉鼻感染してもIgA抗体が機能せず、感染して症状が出ているという事に過ぎないような気もする。

ワクチンの効きが弱いのはBA.5が抗体回避というよりも、感染形態が変化して感染箇所で働くべきIgA抗体が弱くなって感染しやすくなっていると考えるのが最も合理的な考え方に見える。

更に、喉鼻感染性の他の感染症に対しても、IgA抗体が弱まっているから色んなウイルスを身体に引き入れて発症、、、、それが様々な疾病の急増を意味しているようにも見える。

結局、一番大事なのは、自然に備わっている自然免疫。そして、毒素やワクチンで作られる抗体というのは、似た抗原で作らせるのではなく、リアルな抗原そのもので作らせないとADE等のリスクを抱える可能性が在るという事を示唆しているのではないか?

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