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2022年7月28日 (木)

どうなる?ハブボルト

トヨタとスバルのEV、BZ4Xとソルテラ、今はリコール届け中で、対応は使用者に対して使用停止を要請、、、、

ホイールが脱落する可能性があるという。実際、脱落してしまった動画もアップされている。台湾での公道テスト中での模様で見事に前輪が無くなっている。

更に、リコール届けした後も原因が不明で対応に苦慮しているとか、、、

これらのモデルは従来のハブナット式ではなくハブボルトで固定しているそうだ。

ところで、このBEVと部品を共用しているクラウンのクロスオーバーとか、レクサスの新型RXとか、あの辺は大丈夫なんだろうか?未だ販売前だからリコール届けは無しで販売延期になっているだけかもしれない。

ボルトが緩んでホイールが脱落、、、、規定トルクで締めても脱落となると、規定トルクでの締め込みをハブが受けられないということ?締め込みトルクによってハブに掛かる応力状態に走行時に掛かる応力が加わると、ハブの許容限界を超えて変形が生じるということか?変形が生じるとハブとホイールの締結が緩みボルトが緩み出すということなのだろうか?それによってボルトが緩んで脱落に繋がるという事?

ハブがBEVの車体重量と走行時負荷による応力に対して強度不足とでも言うのか?対応はハブの変更くらいしか思い付かないけど、一ヶ月経過しても対応出来てないとなると、もっと違う問題かもしれない。単なるボルト、ホイールの強度不足なんかじゃないだろう。

ハブの交換となると大変だけど、BEVにしか出回ってないなら、大した台数でもない筈だからリコール対応は難しくない筈だけど、それも為されていないところを見ると、ハブの交換で済むような問題じゃないのかもしれない。例えば、強大なトルクを掛けるとハブの回転がイレギュラーになるとか、、、ベアリングの能力不足とか、ハブを支えるアーム類の強度不足とかになると、足周り全体の見直しが必要なるかもしれない。動画を見ると前輪が吹っ飛んでいるけど、前輪に掛かる負荷が設計許容限界を超えているのだろう。部品の材質だけの問題なら対応は簡単だけど、材質変更で強度を高めるなんて事は一般的に有り得ない。材質だけでは済まない構造上の問題を抱えている可能性がある。

一般的に部品の強度不足での対策に高強度の材質に変更という例を聞く事があるけど、その方法は邪道。材質で対応するのではなく、本来使われている材質で耐えられるような構造で対応するのが正解。強度不足となると構造上の欠陥と捉えるのが自然。ハブを支える強度部品の構造に問題があるのかもしれない。

クラウンの販売開始時期の急遽延期ってのも不自然過ぎる話。デュアルブーストハイブリッドなんて言っている新しいパワートレーン、強大なトルクを発生するのが売りのようだけど、そのトルクに構造、構成が耐えられないのかもしれない。

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