COPDで壊れた細胞は治らない、、、
これが通説だったけど、2020/1/31に興味深い論文が発表されている。
それは、損傷を受けた肺細胞が置き換えられている可能性があるとの事。
研究結果としては、喫煙者が禁煙すると、煙草で損傷を受けた細胞の一部と置き換わるための健康な細胞が出現するという報告。この論文で紹介された効果によって、肺の内部が喫煙以前の状態に戻せる可能性があるとの事。
この論文はネイチャーに掲載されたが、身体が健康な細胞の「貯蔵所」を利用して、損傷した肺細胞を置き換えている可能性があるとの事。
30年、40年という長期喫煙者を含め、喫煙者が禁煙して数年以内の人の気道内側細胞を検査すると、喫煙による損傷痕跡が消えていたとのことだ。その割合は40%程で、肺細胞が健康になっているという。このメカニズムの解明には至っていないが、こういうニュースを聞くと、禁煙は持続すべきというモチベーションになるのは事実だ。
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