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2022年8月 8日 (月)

トップ歯数11~12T

スポーツサイクルのカセットスプロケットのトップ歯数、MTBでもロードでも11T、12Tが多い。
一方で、クランクセットのアウターリング歯数は、ロードバイクなら50~53Tが多い。

トップ53T×11Tでロールアウトは10m、50T×12Tで8.7mである。10mのロールアウトは90rpmのケイデンスで54km/hという速度を得る事が出来る。

ただ、こういうギア比は、下り坂くらいしか使い道が無い。最近の自転車の段数は、10S、11Sは当たり前、今や12Sがスタンダードな時代。重たいギアである11Tをキープしながらロー側で28Tどころか32Tとかを装備するモノも少なくない。カセットの段数を拡げる以上に、レシオのワイド化が顕著。

段数の増やしてレシオの並びをタイトにすることが可能な筈だけど、結果的には刻み幅は殆ど変わっていないか、逆に間延びの度合が増えてる場合もある。

正直、ロー側で30T以上を要求するならば、トップ側は11Tなんて不要であり、トップ側を15Tくらいから始めれば、ギアの刻み幅は、よりタイトに出来るとも思う。トップ側を11Tにするならば、ロー側は精々26T以下で良いような気もする。

段数が増えることで増えた段数以上にレシオをワイド化して、段数を増やすことによって得られるメリットの大事な部分を置き忘れているような気もする。
長距離で一定程度の速度を維持して走り続ける場合、常用域での1T刻みというのが一番使い易いけど、その部分が実現されていないのが結構悲しいモノ。

その昔、カンパの11Sでは11-27Tからスタートしたけど、使いづらく12-25Tに変更。それで諦めていたところ、サードパーティで13-25Tを見つけてチェンジ、、、出来れば純正で13Tトップどころか、14Tトップくらいをリリースしてくれていれば、、、と思ったけど、そういうのは今後は出て来る見込みは薄い。

チョット残念。

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