GeforceGT710
このローエンド、ロープライスなグラボ、結構お気に入り。最近の組立PCには殆ど採用している。Wikiによると、2016年1月25日発表。GT 730 (64bit DDR3)から、2基のSMX中の1基を無効化したローエンドモデル。旧製品のGT 720からコアクロックとメモリクロックが引き上げられている。2017年8月以降はGDDR5メモリを搭載する製品も販売されているが、1GB版はメモリバス幅が32bitに縮小されている。ファンレスで低消費電力というのが最大の魅力。
他のグレード、中古品等々と比較したら、GDDR5の2GB版が価格もこなれており一番良い印象。価格は3,000~4,000円程度、消費電力は驚きの19Wである。
入手価格帯を上げればマシな性能を得る事も出来る。故障リスクを下げるためにファンレス、そして電源への負担を下げるために低消費電力というと、選択肢は限られる。
GT710で無ければ、GT1030が良い。ただ、価格は一気に2倍以上で8,000~10,000円程度となる。それでもファンレス、補助電源不要の20~30Wは魅力。価格が2倍以上だけど、能力も2倍以上、3倍程度の能力。ゲームを少し考えるならGT710よりGT1030の方が魅力。
ただ、GT1030迄予算を拡大したら、中古品の選択肢もある。より高性能なグラボだ。
ただ、高性能なグラボは確実に外部電源+駆動ファン、消費電力を100W以上というものが多い。今時は消費電力は250Wオーバーなグラボも存在するが、100Wでも多い。グラボに高い能力の製品を求める人の多くはCPUのTDPも小さくない。グラボで250W、CPUで100Wとかいうと、、、マシンのPSU自体が怪しい。
自身、大昔にi7 920+9600GT+HDD×3台等々で電源750Wで運用していたけど、電源が2年で消耗。その後、高価な電源を用いるも、やはり2年程度でマシンが不安定になる。更に、9600GTの駆動ファンが死んでグラボが死亡。その後、GTX285(204W)にすると電源が死亡、電源交換後、GTX550Ti(116W)にして暫くすると電源が不安定、、、、そこで、GT710にすると電源はそのままでもマシンは安定、、、、
という感じ。
経験的に電源を500W程度でマシンを作るなら、グラボは100W程度に収めたい。出来れば、補助電源も使いたくない。
となると、、、GT710の上は新品ならGT1030、中古ならGTX750/Ti(55~60W)、GTX1050/Ti(75W)というところ。GT950(90W)でも一部に補助電源不要タイプもあるらしい。
消費電力を考えるとGT1030かGTX750くらい。ところで、グラボのファンは結構埃が溜まって壊れやすい。そう言うことを考えるとファンレスがベター。ファンレスで高価なグラボがあるけど、価格面を考えると、それはそれで微妙、、、普通のファンレスを考えるとGT1030がベスト。現状、i7 970+GT710、i7 3930K+GT710、i7 4820K+GT1030、i7 6950X+GT750ファンレスという構成。旧世代機で稼働しているのはXeon2.8GHz×2+MATROX G550、P4 3GHz+Pephilia128という構成。基本はファンレス駆動である。ファンレスで低消費電力機、マシンへの負担も少ないしゲームしないなら全く問題無い。
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