ユニカムトレーンのナナハンパラツイン
ホンダから間もなく登場。ユニカムトレーンといえば、アフリカツイン等にも採用されているDOHCとSOHCのイイトコ取りのヘッドを持つエンジン。それの755ccというミドルクラスのパラツインが間もなく登場。270°クランクで非常にコンパクトなエンジン。NC系と同クラスながら異なる味付けで出力は90PSオーバーを誇るという。レブル1100とかホーク11では1100ccのパラツインで100PSオーバーだけど、僅か10PSダウンを2/3の排気量で実現している。相当にアグレッシブなパラツインであることを想像させる。
このエンジン、登場が予告されているホーネットのナナハンに搭載される見込みらしいけど、ホーネットという名前でパラツインってのは、少し寂しい感じが否めない。そもそも、ホーネットというと、CBR900RR、ファイヤーブレードのネイキッド版であり、現代版ホーネットというと、実際にはCB1000Rの方がネーミング的にはピッタリ来るような気もする。
まぁ、それは兎も角、ミドルクラスに新型エンジンが登場するのは嬉しいけど、なんか汎用性重視っぽいパラツインってのが何とも言えない。
近々、スズキからも800cc程度のパラツインエンジンが登場する。恐らく、スペックも90~100PS程度であることが想像される。
ミドルクラスのエンジンも近年はハイパワー化しているようだけど、実際には排気量アップによる恩恵を得ているに過ぎない。本来のミドル排気量である650cc程度で70~80PSと比べて、驚く程効率が高まっている訳でもない。
このクラスが賑わうのは楽しいけど、パワーユニットにもう少し個性があるようなものが見てみたい。
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