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2022年9月10日 (土)

カワサキER-5

カワサキERといえば、ER-4、ER-6が思い付く。これは、現行Ninja650、先代Ninja400の前世代モデル。輸出仕様のER-6n/fが登場時に話題を振りまいたけど、カワサキのミドルクラスコミューターだ。

このER-6ってのは、先代がER-5というモデル。ER-5の前世代はEX-4/5というモデルでGPZ400/500SのM/Cモデルだ。

この流れでER-5は結構異質な存在。

GPZ400/500S、EX-4/5ってのは、500ccクラスが基本でスケールダウンモデルで400ccが存在するという構成、そしてER-4/6、Ninja400/650ってのも650ccクラスが基本でスケールダウンモデルとして400ccというスタイル。

しかし、ER-5は少し異端。エンジンはEX-5を引き継ぐけど、車体は250ccマルチのバリオスⅡからの流用。フレームは同じ、外装も同じである。足周りはバリオスからグレードダウンしたモノを採用している。250ccクラスとの姉妹車関係である。

それ故に、他のミドルクラスに比較すると二周り以上コンパクトになっている。

400cc以上のエンジンを250ccクラスの車体に搭載出来るといえば、エンジンの型式的にはシングルかパラツイン以外考えにくい。そういう意味では、大トルクエンジンを小さなシャーシに合法的に纏めているモデルという意味では、結構、希少な存在とも言える。

そういう存在、生い立ちを考えれば、まぁ、180°クランクパラツインでもイイかな?的に思ったりする。

そういう存在という意味では前記事で紹介したCB450Tと通ずる存在でもある。

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